新宿のSOMPO美術館がようやくオープン! 内覧会にお邪魔してきました(会場内の写真は許可を得て撮影)。
1976年の開館以来、シンボリックな安田火災海上(現・損保ジャパン)ビル内で多くのファンと共に時を刻んできた美術館。
リニューアル後は、特徴的な裾広がりのビルに寄り添うように、東郷青児の作品から着想を得た優しいフォルムの外観を見せていました。
オープニング展は、コレクションの核となる東郷青児の作品をはじめ、コレクションのもう一つの柱のグランマ・モーぜス、美術館が主催するFACE(新進作家の公募コンクール)のグランプリ作品、そして多くのファンを集めるゴッホの《ひまわり》など、多彩な作品が展示されています。
《ひまわり》は世界でも数点しか導入例がないドイツ製の無色のガラスを採用。以前より親密な距離で鑑賞できます。
個人的に強く印象に残ったのは、東郷青児があの画風を確立する前に描いていたシュールな作品たち。シンボルマークに採用された《超現実派の散歩》は、布製手提げとなってお伴してくれました。 SOMPO美術館は、この「散歩する人」を心の自由の象徴と見立てたとのこと。
素敵な着想です♪
いつもとは少し違う印象の岸田劉生や有島生馬の作品なども展示されて楽しみました。
なにかと話題の新宿ですが、新しいランドマークの誕生が良い風を吹き込んでくれますように。。。
入場は日時指定制、チケットも事前購入となります。
詳しくは下記をご覧ください。
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