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記憶のスケッチ②


≪記憶のスケッチ②≫ 手塚治虫 『ザ・クレーター』 さかのぼりすぎるかもしれませんが

超久しぶりに、手塚治虫の影の?名作『ザ・クレーター』を読み返しています。 これまでの引越し人生で、すでに数々のマンガを手放してきたのですが(涙) その中で最後に手元に残った貴重な作品です。 『少年チャンピオン』の創刊時から連載。私は連載そのものは知らないので大きな版で読めなかったのが残念ですが、これは数ある手塚のほかの名作に引けを取らない作品と思っています。 「心理ドラマを描きたい」と考えた手塚が、ブラック・ジャックのような短編読み切りの形をとって、各回、さまざまな国や時代を設定して人間の心の内を描いています(ブラック・ジャックのような特定の主人公はいません)。 ストーリーは知っているのに、読み返すと一気にウン十年前のドキドキ感が甦ってくるのが凄い。。。 どの短編も甲乙を付けがたい出来栄えですが、久しぶりにグッときたのは「オクチンの奇怪な体験」という作品。機会があれば、ぜひ読んでいただきたいのですが、「原爆症で亡くなった女の子の命」という手塚らしい問題意識が、ユーモアを交えて描かれています。 みなさんも、昔読んだマンガをもう一度読み返してみませんか? 少年少女だったころの自分に出会えるかもしれません♥ 家にいて、昔の自分とかたりあう、いま。 #家にいよう #stayhome #手塚治虫 #tedukaosamu #マンガ #ザクレーター #昔の自分とかたりあう

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